2009年7月30日

引っ越しとマリちゃん。


最近、引っ越しでバタバタしていました。
ようやく、大まかな荷物は移動。

あとはパソコン関係のみです。
子供たちは二段ベッドをゲット!
喜んでいます。

マリちゃんの部屋は、どちらかというと、スタイリッシュにデザインされていて赤とホワイト、シルバーでまとまった部屋でした。

新しい(と言っても隣の部屋)方の部屋は、赤とウッド調にまとまったカントリーテイストなデザイン。
少しリビングが広くなりました。

しかし、どのように家具を配置するのか、、、
私たちはかなりこの件で喧嘩しました(汗。

マリちゃんはこの件に関しては頑固でした。
めずらしく意見を主張し、理解を示してくれませんでした。

マリちゃんはやっぱり男。
ごちゃごちゃ小物を並べて、部屋を狭くして、PCなどのメカに囲まれていたい。

私は住みやすく、掃除しやすく、デッドスペースを作りたくない。

私たちは毎日揉めました。

私「いい加減に物を整理しないと!!」
マリちゃん「どれも捨てられないんだ!」

これの繰り返しでした。

物持ちの良いマリちゃんと、その家族。
とにかく、マリちゃんのお母さんが子供の頃に使っていたブロックをくださったくらい、物持ちが良いんです。
またマリちゃんの子供の頃のおもちゃ、本、すべて保管してありました。
今回、子供たちがゲットした2段ベッドも、マリちゃんたちのお古です。
どこも壊れていなくて、美品でした。
壊れた自転車も10年以上前のものを譲っていただきました。
すばらしい!

しかし!
マリちゃんはさらに上を行く、極端なタイプ。

私が日本に居るとき、マリちゃんに送った数々のお菓子。
そのお菓子の袋まで、畳んで保管しているんです。
包装紙、段ボール、段ボールに使ったガムテープ、袋、切手、、、
はっきり言ってゴミとしか感じない。
私にとっては、かなりイラ立たしい癖?です。

そして私は、3日かけて「部屋をうまく使わなければ、大変な事になる!」とようやく説得できたのでした。

部屋はまだ物があふれているので、写真は後日アップする予定です。

さて。 このマリちゃん。 今日は、愚痴をちょっと。 非常に温厚で、おとなしい、草食動物の代表みたいな人間ですが。 それに伴って、行動も図間抜けて遅いんです。
私はこんなにトロい人をかつて見た事がありません。

マリちゃんは言います。
「イタリア人はみんな遅いんだ。」

確かに、これは本当だと思います。
先日、電気のコンセントを直しに来たおっさん。
二つのコンセント工事をしに来ました。
そして、二時に来るはずが、3時半に来て、夜の8時半までかかりました。
私は素人ですが、明らかにかかり過ぎだと思いました。

また、引っ越の時。
マリちゃんのお父さんとお母さんが手伝って下さいました。
しかし、家具の移動の時、、

あまりの要領の悪さに驚き、そして疲れてしまいました。

「広○さんたちなら2時間かからないのに、、、」

私はどうしようもない事を考えながらせっせと動きました。

そしてこのマリちゃんはイタリア人の中でも、更に要領が悪くて、トロい方だと思います。

靴下を履くだけに1分はかかります。
一通りの食器を洗うのに1時間かかります。
以前、掃除機をかけてくれましたが、1時間半かかっていました。
また、せんべい一枚食べるのに約10分。

シャワー(洗髪、体洗い込み)に40分以上。
ドライヤー(ショートヘアー)に20分。
着替えに10分。
テレビの接続に30分。
歯磨きに10分。

思い出した順に書きましたが、こんなもんではありません。

ちゃっちゃと事を進めたい私にはかなり忍耐が必要です。

傍目には、普通に動いているように見えます。
しかしよくよく見ていると。
結局、要領が悪いんです。
私はそんなに要領がいい方ではありませんが、マリちゃんは限界の域を超えています。。

2度手間ならまだしも、3度手間的なのはざらです。
動きも草食系です。
見ていて正直イラっとします。

こないだゴミの袋を縛っているのを近くで見ていました。
なぜなら、いつもゴミの袋が、縛った後に開いてしまうからです。
どうやって、縛っているんだろう?
私は観察していました。

私は驚きました。
毎日の日課なのに。。
彼は、今日初めて、生まれて初めてゴミの袋を縛った人のような動き。
そして、まるで袋の口を縛った事が無い人のような縛り方。
何度も直しては、開き、縛り直し、、、
何分かける気なんだろう。はあ〜。。。

しばらく見ているうちに笑いが止まらなくなりました(困)
本当に不思議な人です。

グラビアの真似だそうです。









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