2009年7月31日

いざミラノへ!ちょっと長め。

一気に更新しますが。。。

私たちは、先日ようやくミラノへ行きました。
結婚に関する書類を用意する為です。

ミラノまで電車で3時間ちょい。
私たちは4時に起きて、6時の電車で出発しました。

ミラノへは、イタリアに着いた時以来です。
しかし、中心街は初めて!

私たちが乗った電車は古い感じの落書きだらけの電車でした。
椅子は向かい席の作りです。

途中、私はトイレに行きたくなりました。
私「トイレに行きたいんやけど。。」
マリちゃん「ものすごく汚いよ?大丈夫?きっと、驚くよ。」

私「え、じゃあ我慢する。」
マリちゃん「近いトイレ2カ所をチェックしてくるから、きれいな方へ行ったら?」

私「わかった。ありがとう!」

優しいマリちゃんは自主的にチェックしに行ってくれました。

マリちゃん「こっちのトイレは紙も無くなってるし、オミヤゲもあった、、あっちのトイレは紙が少しだけしかないけど、まだマシだった。どっちに行く?」
私「迷うとこじゃないでしょ。もちろんあっちに行く!」

私はマリちゃんの質問に疑問を持ちながら(感謝しつつ)あっちのトイレに行く事に。

しかし、トイレの場所が分からない!
ここかな、と思う扉の前におっさんがしゃがんでいたので尋ねた。

私「すみません、トイレはここですか?」
おっさん「違うよ、ここはトイレじゃない。トイレはあっち!」

英語が伝わらないイタリア田舎町で、めずらしく伝わった!
私は少し感激してお礼を言いました。

あっちのトイレとは、2車両も離れたところにありました。
私は勇気を出してそっと扉を開けました。

マリちゃんの言う通り、凄まじく汚かったです。
私は思わず眉間にしわを寄せて扉を閉めました。
しかし後ろに人が待っていたので私は思い切って入りました。

なんとかかんとか用を済ませました。
水を流すステップがあったので踏みましたが流れません。。。
私は慌てて周りを探しましたが、ここしか流すような器具はありません。
私は、すぐ人が順番を待っている事を思い出しました。
ヤバい、何とかしなければ。。。

私はいろいろ考えた結果、手洗いの水を流す事にしました。
私はちょろちょろと出る手洗いの水を手のひらに溜めては、便器内に運びました。
「最低なトイレめ!!」

そして、ミラノ3番目の駅に到着。

駅は大きく人もたくさんいました(あたりまえですね)
電車を降りた瞬間、変なにおいがしました。理由はわかりませんが、どうやら駅のにおいみたいです。
再度トイレに行きたくなり、マリちゃんと子供たちを待たせて、トイレへ。
今度は駅構内なので安心して行きました。

入り口には黒人のおっさんがいました(トイレの番人)
1ユーロくらいだろう、と思って1ユーロコインだけを持って行きました。
しかしおっさんは何か話しかけて来ました。
よく見ると80セントと書かれてあります。えーめんどくせーと思っていると、おっさんが1ユーロコインを両替してくれました!

それを80セント分、機械にいれてトイレへ入場。
そしてすぐ事件が、、

混んでいたトイレにカギの開いたトイレを発見!

私はすぐに開けました。
すると、中には便器に座ったおばさまが。。
「ワー!!」
おばさまは両足を上げて驚きました。
私も驚いて「ミスクーズィ!(すみません!)」と慌てて扉を閉めました。
しかし、おばさまはトイレの中から何か叫び続けていました。たぶん文句を言っていたんだと思います。
カギかけ忘れるオメーも悪い!と思いつつ周りの視線を気にしながら他のトイレを探しました。

一番隅っこに空いているトイレを発見!
今回はさすがにノックして、私は飛び込みました。

ほっと一息、用を済ませました。
すぐに流して、外へ!と思いましたがまたここで同じ問題が。。。

流すスイッチ、または器具が見当たりません。
背面に流すような器具がありましたが、壁ごととっぱらった痕があります。
私は思いました。
「しまった。ここだけ空いていたのは、壊れていたからかもしれない。。。」

また、光の着いた器具も背面にありました。
もしかして、自動かな?
私は立ったり、動いたり、手をかざしてみたり、、しかし、いっこうに水は流れません。
あーどうしよう。。
なんでこうもトイレに困らなければいけないのか。。

そして、私は決意。
便器のふたをして。
外に出ました。そして順番待ちをしている女性に尋ねました。
私「すみません、水が流れないんですが。。。」
女性「見てみるわ!」

私たちはトイレの中へ。。

女性「あれ、壊れているわね。どうしましょう!」
私「ここ、外れていますよね。」

すると入り口にいた黒人の番人が!

番人「オートマチック!オートマチック!オートマチック!」
女性「自動なのね!」
私「ありがとうございました。。。」

私は再度周りの目線を気にしながら、中へ。。

命からがらトイレから出た私は本当に疲れていました。
もー嫌だ。
これが素直な感想です。

日本人の私にとって、非常に面倒なイタリア。
なんでもかんでも簡単に事が運ばないイタリア。
たかがトイレ。
でもきれいじゃ無きゃ嫌なんです。
すぐに流れてほしいんです。
リラックスしたいんです。

私たちはまず地下鉄に乗り換えて「ミラノ総領事館」へ行きました。
地下鉄を降りると、地図をひろげるトロいマリちゃん。

私はトイレと長旅で疲れていたので勘でさっさと歩きました。
前日、グーグルで場所はチェックしていましたが、地下鉄の工事もあってややこしいことに。
しかし私はハヤのキャリーを担いでどんどん階段をのぼり、地上へ。
「たぶんこっち、」という理由だけで私は領事館をめざし歩きました。
マリちゃんはトロいので置いて行きました(自分の国なんやからどうにでもできるでしょうと思い。)

勘で歩いていましたがさすがに途中わからなくなりました。
私は迷わずおっさんに尋ねました。

私「ミスクーズィ、ジャッポーネエンバスィ ウェァ? ユー、ノウ?」
私は下手な英語とイタリア語で尋ねました。
さすがミラノ!
おっさんはすぐに答えてくれました。

おっさん「そこ!」

私は唖然としました。左手には日本の旗が!
私は苦笑いしてお礼を言いました(汗)
メイ「おかーさんすごいねえ!」
私「すごいねえ、着いたよ!近かったね。」

ついでにフランス大使館↓



しかし1時半まで領事館は昼休み。
私たちは日陰で休憩しました。
そこへ、15分遅れてマリちゃん登場。
片手には地図が!

マリちゃん「着いてたの。。心配したよ。」
私「ごめんね。疲れてたから早く行きたくて。。」
マリちゃん「どうやって道がわかったの?」
私「地図なんか見なくてもいいよ、私賢いもん!」

私はおっさんに尋ねた事実を隠して威張ってしまいました。。。
私、子供っぽいです。

すぐに時間になり私たちは館内へ。
金属探知機を通って強面のポリツィア(警察)にあいさつし、受付へ。

前もって書類をFAXして連絡を取っていたので、スムーズにちゃっちゃと事は進みました。
そして、久々に日本人に会いました。
私はなんだか感激していました。
館内には日本のテレビ番組が放送されていて、ポリツィアさえ見なければここは日本!って感じでした(微妙)
日本語がそこら中にあり、メイと私はやたらテンションアップ!
メイ「トイレに行ったらね、カタカナでト、イ、レってちゃんと書いてあったよ!」
私「まじっすか!」

およそ8枚以上の書類を新たに書き、提出(私の戸籍がたくさん変化しているため)
一週間後に再度伺う事になりました。

それから私たちはチャイナタウンを目指し、歩きました。

今回の2番目の目的。
なぜなら、ここには日本食材が売っていると、インターネットで読んだからです。

私たちはKATHAYというアジア雑貨、食材店を目指しました。
途中、BAR(バール)で一休み。
おしゃれな町中。
やたらイタリアには赤が多い。
この裸の男たちの看板は、至る所にありました(かなりの数)
ドルチェ&ガッパーナの広告です。

疲れた。。
お疲れでごきげん斜め。泣きそうですが、パシャっと写しました。
公園で遊びました。
すぐにごきげんなハヤ!
大きな芝生のパークでお子様列車に乗りました!
公園内には白馬に乗ったポリツィアが!
子供たちも私も興奮!
白馬たちのウンコはその辺に落としたまま帰って行きました(おーい)
バックの車は白馬用の警察車両です。
さて、日本食材店でさらに私たちは興奮しました!
数は少なく、金額もちょっと高めでしたがそこそこ日本食が売っていました。

英語表記のキッコーマン減塩醤油、みりん、箸、出前一丁袋麺、こんにゃく、だしの素など買いました。
他にも、大根、うどん、めんつゆなどレアな一品がありましたが荷物がかさばるので少しに止めました。

写真は今度アップします!(まだ撮ってない!)

公園近くの何とかかんとかっていう歴史建造物。
非常ーーーに大きくて壮大な雰囲気でした。
観光客がたくさんいました。
メイ「ハトと写真撮って!!恥ずかしいから早くしてよ!!」
私「はいはい。。」

帰りの電車内。
家に着いたのは深夜12時くらいでした。

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